つれづれ通信 第56号 「将来の担い手」
2025年12月02日
昨年に引き続き、山梨県アスファルト合材協会は、アイメッセで開催された県建設業協会主催の「建設まつり」に出展しました。
当社からは三枝さん、神田さん、松木さんの3名に参加いただきました。
やや雨模様の天気でしたが、午前9時の開場と同時に多くの来場者が訪れ、そのほとんどが小さなお子さんを連れたご家族でした。
合材協会のブースは昨年同様、屋内展示と屋外の重機展示・試乗の2部構成です。
屋内では、アスファルトの性状を実際に触って感じたり、透水性舗装の透水実験を体験したりできるほか、アスファルトプラントの製造工程を学べるビデオゲームも設置しました。
ペットボトルの水を透水性アスファルトの供試体にかけると、水が下にすっと滴り落ちていく――その様子に子どもたちは目を丸くして「すごい!」と歓声を上げます。そんな素直な反応に、こちらのほうが癒されてしまいました。
神田さんは、子どもたちに「うまい棒」や「ペコちゃんアメ」を配る係。いつもの笑顔とやさしい雰囲気で、子どもたちを包み込んでくれました。
屋外では、早野組さんのアスファルトフィニッシャー、中村建設さんのグレーダーや大型ダンプ、日東建設さんのR2などが展示されました。
当社からは4tのタイヤローラーを提供し、子どもたちの試乗コーナーを担当しました。
今年も昨年同様、大人気で一日中長蛇の列。担当は三枝さんと松木さん。小さな子どもたちを次々と隣に乗せてあげ、約10mほどを往復します。
大人用のヘルメットをちょこんとかぶって得意満面の笑みでピースサインをする子もいれば、不安そうにお母さんに抱っこされながらおそるおそる乗る子も。中には「やっぱりいやだ」と言う子の代わりに、お母さんが単独で試乗される場面もあり、会場は終始大盛り上がりでした。
貴重なお休みの日に時間をつくってくれた3名の皆さん、特に夜勤明けにもかかわらず参加してくれた三枝さんと松木さん、本当にありがとうございました。
このようなイベントを通じて、子どもたちだけでなくご家族の皆さんにも建設業への理解が深まり、将来の担い手になってくれたら――そんな思いを強くした一日でした。

