つれづれ通信 第61号 「人生時計」

2025年12月16日


11月28日で64歳になりました。

 

以前にもお話ししましたが、今日は「人の一生を一日に置き換える」という話をしたいと思います。
午前0時に生まれ、24時間後に人生を終える――そんな比喩です。

 

仮に80歳で生涯を終えるとした場合、
20歳は午前6時、
40歳はちょうどお昼、
60歳は午後6時にあたります。

 

さて、みなさんの「人生時計」は今、何時でしょうか。

 

まだ起きたばかりで全身に朝日を浴びている人。
はつらつとした午前中を過ごしている人。
昼食後の少し眠くなる時間帯にいる人。
あるいは、空が赤く染まる夕暮れを眺めている人もいるかもしれません。

 

しかし、人生はどの時間帯であっても、誰もがその瞬間に輝くことができます。
大切なのは、その時間がかけがえのない“あなた自身のもの”だということ。
そして、人生の主役はいつでも自分自身であり、一瞬一瞬を大切にして生きるということです。

 

64歳の私は、人生時計に換算すると1年が18分。
今は午後7時12分にあたります。
日もすっかり暮れていますが、この時間だからこそできることを、これからも精一杯生きていきたいと思います。