つれづれ通信 第44号 「酷暑異常事態」

2025年09月16日


300号と52号(下請け)の現場に行ってきました。
300号のときは夕立前のように曇り始めていて、むしろ雨が心配でしたが、52号の現場は35度を超える酷暑の日でした。
訪れた午後2時半頃は、ちょうど舗設を終え、施工スタッフのみんなは置き場に戻った後だったので、原さんと話をしました。
彼曰く、もうこんな状況では、一日に合材100トン打設するのが精いっぱいではないかということです。

 

これはもう酷暑異常事態です。
「運動は原則中止」といわれているWBGT31以上とは、概ね35度以上の気温の場合を指します。
熱中症の危険が高く、激しい運動などは避け、10~20分おきに休息をとり、水分、塩分の補給をするとされています。
舗設は激しい運動に匹敵、かなりの予防処置をおこなわなければ、体温の上昇は避けられないでしょう。

 

まずは熱中症から命を守るためにできること。
作業中、一人ひとりが自己防衛。
空調服の活用は当然として、十分な水分と塩分の補給、自身の体の異常を感じたら躊躇なく休む。日々の体調管理、過度な飲酒、夜更かしをしないなどの対策。
自身以外の取り組み。
監督さんは作業予定時の気温予想をしっかり把握、無理な工程を組まない。多めの人数での施工、こまめな休息、体を冷やすための最新機器の導入など。

作業中はお互いを気遣い、何でも言い合える環境をつくること、とにかく無理をしない、させないと肝に銘じましょう。

この状況が続けば、近い将来、7月~8月の舗設作業は、基本設計が夜間のみになるのではないでしょうか。

今週も危険な暑さが続きます。
みなさん、自身の命を守る行動をお願いします。